初夏の梅酒づくり

6月の梅酒作り

毎年楽しみにしている6月の梅酒作り。青梅のアク抜きに始まり、ヘタをとって、氷砂糖と一緒にお酒につけて、1年寝かせる間も時たま揺すって中を混ぜてあげて・・・。そんなに面倒な工程じゃないけれど、手間をかけたぞ、という気持ちになれるほどには手がかかる。そしてすぐにはできないけれど、1年という先、必ず美味しい梅酒が出来上がる。そんなのんびりとした楽しみが、いいなぁと思うのです。

我が家では今年の梅酒を仕込むタイミングで、昨年つけた梅酒を解禁します。ちょうど1年。昨年の出来を確かめつつ、来年のために今年もほろ酔いで梅酒を仕込みます。


材料・道具・準備


青梅1kg/氷砂糖800g/ホワイトリカー1.8L/密閉できる保存瓶4L用/竹串
※保存瓶は事前によく洗い、熱湯をまわしかけて煮沸消毒し、お湯を捨てて、水気が残らないように綺麗な布巾やキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。水気が残ると、つけている最中にカビの原因にもなるので念入りに。


1.青梅のアク抜き


青梅を流水で手洗いします。洗い終わったらたっぷりの水に2〜4時間ほどつけてアク抜きします。

6月の梅酒作り


2.ヘタ取り


アク抜きが終わったら、ひとつずつ丁寧に水気を拭き取り竹串でヘタを取っていきます。竹串を使うのは、青梅が金属を嫌うと言われているからですが、嫌いな金属を使うとどうなってしまうんだろう・・・。まぁ青梅が嫌がることをしては可哀想なので、ここは先人の教えに倣って竹串でヘタを取りましょう。ヘタのフチを竹串の先でなぞるとスルリと取れます。

6月の梅酒作り

6月の梅酒作り

▲今年は竹串を準備し忘れたので爪楊枝で代用です。竹串より弱いので何本か折りましたが、代用可能です。



3.保存ビンに青梅と氷砂糖を入れる


最初に青梅の1/3程度をビンの底に敷き詰めるように入れ、その上から氷砂糖を同じく1/3程度入れます。残りの青梅と氷砂糖も1/3ずつ交互に入れていきます。

6月の梅酒作り


4.ホワイトリカーを注ぐ


最最後にホワイトリカーを注ぎ入れます。一度に全部入れてしまって大丈夫です。

6月の梅酒作り


5.フタをして保存


フタをして密閉したら仕込みは完了!冷暗所に保存します。最初の2週間ほどは2、3日に1回はビンを揺すって中を混ぜてあげます。その後は1ヶ月に1回ほど気づいたタイミングで揺すって混ぜます。仕込んでから半年後頃から飲めるそうですが、我が家は1年後が解禁日。こっくり深くて甘い梅酒が出来上がります。

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