2019.08.02
材料・道具
・完熟梅・・・2kg・粗塩(梅用)・360g・赤しそ・・・200g(太い茎を除いて)・粗塩(しそ用)・・・36g・アルコール(消毒用:焼酎やエタノールなど)
※粗塩は梅の18%です。
※梅は黄色く熟した梅を使います。まだ青い梅が混ざっている場合は追熟と言って2、3日黄色く熟すまで常温で置いておいてから漬け始めます。
・陶器やガラスの保存容器・竹串・重石・竹ザル
※保存瓶は事前によく洗い、熱湯をまわしかけて煮沸消毒し、お湯を捨てて、水気が残らないように綺麗な布巾やキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。その後焼酎を霧吹きします。梅干し作りの失敗に多いのがカビが生えてしまったというもの。カビ対策のアルコール消毒は忘れずに。
※重石はビニール袋に水を入れたものでも代用できます。
※アルコール消毒は梅酒作りで使うホワイトリカーでもOKです。
1.ヘタ取り
梅を流水で丁寧に洗ったら、タオルやキッチンペーパーで水気を拭き取りながら、竹串でヘタを取っていきます。
2.梅と塩を交互に保存容器へ
保存容器をアルコール消毒したら、梅、塩、梅、塩、の順で交互に重ねていきます。最後に少し多めの塩で梅を覆えるような配分で入れていきます。
塩の量は漬ける梅の15〜18%程度が目安。市販のものより塩気が強く感じられると思いますが、塩分濃度がこれより低いと常温保存することができません。
3.赤しそを加える
梅干しは赤しそで色付けをします。赤しそは茎を取り除き、葉だけを摘んだら、たっぷりの水で軽くもみ洗いします。
天日干しする
梅雨が開けたら、晴天が続く日を選んでいよいよ天日干しです。大きなザルに梅を並べて日当たりの良いところで3日間干します。
一緒に漬け込んでいた赤しそも空いたスペースで天日干し。カラカラになった赤しそをすり鉢で擦ってご飯にかければゆかりご飯がいただけます。
完成
保存瓶に移してから1日ほどすると梅ぼしからエキスが出てきてしっとりしてきます。出来上がりすぐは塩気の強さが気になるので、味がまろやかになる3ヶ月後くらいから召し上がれ。