1年中なんでも食べられる世の中だけど、筍やそらまめなどなど、ちゃんと季節を感じられる食材も健在です。今回はそんな春が旬の野菜を使ったもぐもぐレシピを書き留めます。
筍ごはん:材料
筍・小1つ/人参・5cm/鶏肉(もも) 150g/油揚げ・ 1枚/米・ 2合/出汁・お米を2合炊くときの分量分/酒・大さじ2/醤油・大さじ1/塩・小さじ1/お米・一握り(たけのこのアク抜き用)
1.筍のアク抜き
筍は収穫した瞬間からえぐみが増えていくので買ったらなるべく早めにアク抜きをします。筍のアク抜きといえば米ぬかと唐辛子を入れて茹でるのが一般的ですが、お米のとぎ汁やお米でも代用できるので、今回はお米で代用します。
まずは筍の外側の皮を2、3枚剥きます。先端を切り落とし、縦に2〜3cmの深さで切り込みを一筋入れます。
鍋に筍と、筍が浸かるくらいのたっぷりの水を入れます(分量外)。そこへお米を一握り。最初は強火にかけ、煮立ったら弱火でぐつぐつ1時間。かなりアクが出るのでやっぱりアク抜きが必要なんだなぁとしみじみするはず。茹で上がったら火を止め、筍を入れたまま冷めるまで置いておきます。これで筍のアク抜きは完了。一度に筍を使いきれない時は、筍をこの茹で汁に入れたまま冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
2.御釜に材料をポイポイポイ
筍、人参、油揚げ、鶏もも肉(切る前にさっと熱湯にくぐらせます)は食べやすいサイズに切っておきます。炊飯器に米、具材、出汁、そして調味料を入れたら、ざっくりとかき混ぜて炊飯器のスイッチをオン(普通炊きでOK)。あとは待つだけです。
出汁を用意するのが面倒な時は、出汁の代わりに同量の水、「ほんだし」などの顆粒を小さじ1、最後に出汁取り用の昆布4cmくらいを一緒に入れて炊くと、出汁で炊いたように風味豊かに炊き上がります。
完成!
炊きあがる少し前から、部屋には筍ごはんのいい香り。ほっくり筍とほんのり甘いご飯が美味しい筍ごはんの完成です。
焼くだけで美味しいなんて…♡と毎年思う「焼きそらまめ」。そらまめの両端を切り落としたらそのままグリルへ。中火で裏表8分ずつ。焼き色が足りないようだったら時間をプラスします。サヤが真っ黒コゲになっても中の豆は無事なのでご安心を。塩を軽く振ってはほくほくほくと、召し上がれ。