新生姜のジンジャーシロップ

新生姜のジンジャーシロップ

夏の始まりから秋にかけて出回る新生姜。一年中出回っている根生姜(新生姜を数ヶ月寝かせたもの)に比べて、水分が多く辛味もマイルドです。10月も過ぎるとスーパーに並ぶ新生姜の値段も安くなってきます。これから迎える寒い季節に備えて、体が温まるジンジャーシロップを毎年この時期によく作ります。もちろん根生姜でも作れます、根生姜のジンジャーシロップはスパイシー。違いを比べてみるのも楽しそうです。


材料


新生姜・400g(皮を剥いた状態の重さ)/きび砂糖・400g(お好みですが目安は皮を剥いた生姜と同量)/レモン汁・大さじ2/シナモンスティック・1本/ローリエ・1枚


1.新生姜をスライス


新生姜をよく洗い、芽の出てしまった部分や、赤い部分を切り落としたら、軽く皮を剥いて薄くスライスします。今回はすべてスライスしましたが、生姜の一部をすりおろして加えると、よりいっそうスパイシーな仕上がりに。

新生姜のジンジャーシロップ


2.鍋に新生姜のスライスと砂糖を入れて30分置く


何の写真かわからなくなってしまいましたが・・・大きめのお鍋に新生姜のスライスと同量のきび砂糖を入れてよく混ぜたら30分ほど置いておきます。すると新生姜から水分が出てきます。
※根生姜で作る場合、根生姜は水分を多く含んでいないので、ここで同量の水(今回なら400cc)を入れ、3の手順へ。

新生姜のジンジャーシロップ


3.火にかけてコトコト成分を抽出


水分が十分に出たら、シナモンスティックとローリエを加えて火にかけます。最初は強火で煮立ったら弱火に。そのまま30分ほどコトコト煮詰めて生姜の成分を煮出します。アクが出てくるようだったら取り除きます。

部屋中にジンジャーのスパイシーな香りが広がる頃、生姜のスライスが透き通ってきたらOKの合図。火を止めてレモン汁を入れます。

新生姜のジンジャーシロップ


完成!


濾し器にかけて、シロップを煮沸消毒した瓶に移せば完成です。今回は優しい味のシロップに仕上げたくてきび砂糖を使いましたが、白いお砂糖を使えば、新生姜のシロップは綺麗なピンク色に仕上がります。残った生姜のスライスは天日干し後に、グラニュー糖をふりかけて生姜チップスに。はたまた、小鍋で鰹節、醤油、醤油、お水と一緒に煮詰めて佃煮にしても。

新生姜のジンジャーシロップ

出来上がったシロップは、だいたい9倍希釈で使えます。肌寒い夜には、お湯にジンジャーシロップをひとすくい。晩酌のお供なら、ビールにシロップをプラスしてシャンディーガフに。



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