夏といえばのビールと枝豆、浴衣といえばの朝顔文様。ということで今回の浴衣は朝顔なのですが、ザ日本の夏な浴衣姿ではなく、少しエスニックな着こなしをお届けしてみたいと思います。
今回の浴衣は刷毛目茶だったり、綿紬などと呼ばれている生地で、白い糸と茶色の糸をランダムに織り込み、仕上がりはほんのり生成色。真っ白の生地ではありません。そこに柄を染めるので、白生地に染めるより落ち着いた雰囲気に仕上がります。
この刷毛目茶の浴衣、バティックだったりアフリカンプリントだったりとアジアやアフリカの布との相性が良いなと思うのです。そこで刷毛目茶に朝顔を染めた浴衣とバティックの半幅帯を合わせました。根付けにはラオスの民族が作った飾りを、帯留には土っぽさのある焼き物を、アジアの手仕事感じる着こなしは、旅気分でビールもゴクゴクとすすむのです。
今日のゆかた 朝顔
浴衣:丸久商店 刷毛目茶 朝顔
帯:バティックの半幅帯
帯締め:三分紐
帯留:焼き物
根付け:ラオスの民族の人たちが編んだ飾り
下駄:鎌倉彫舟形 真田紐の鼻緒
バッグ:鍵あみバッグ